ナリグ(Vatica mangachapoi)

フタバガキ科バティカ属(Dipterocarpaceae Vatica)

ナリグ(Vatica mangachapoi)の木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

ナリグ(Vatica mangachapoi)の概要

ナリグ(Vatica mangachapoi)は南洋材に属するフタバガキ科の非常に硬い木材で、特に高級建材として高く評価されています。新鮮な状態では淡い黄色ですが、経年により茶色に変化し、不明瞭な緑褐色の縞模様が特徴です。木材は非常に密で繊細な質感を持ち、インチ切りではリボンが見えません。加工性は難しいものの、直線的な木目により良好な仕上がりが得られます。また、心材は耐久性が非常に高いですが、辺材は菌類や昆虫の攻撃に弱いです。用途としては、高級永久建設材(塩水の杭は除く)、柱、梁、橋、桟橋、船舶のフレーム、デッキ、床材、家具、工具の持ち手などがあります。希少性が高く、保護が必要な種であるため、取り扱いには注意が必要です。

原産地、比重、加工性、耐久性、用途などの詳しい性質は下の詳細情報に整理しています。

説明

ナリグ(Vatica mangachapoi)は、フタバガキ科バティカ属に属する常緑高木で、東南アジアの熱帯雨林に広く分布し、特に中国の海南島では、この樹種が森林の基底面積の20〜50%、樹冠被覆の50%以上を占める重要な構成種であり、樹高は最大30メートル、幹径は最大70センチメートルに達し、心材は淡黄色から赤褐色で、加工性と耐久性に優れ、建築材や船舶、橋梁、家具、鉄道枕木などに利用されるが、過剰伐採や生息地の農地・ゴム園への転換により個体数が減少し、IUCNレッドリストでは絶滅危惧種(Endangered)に分類されており、特に海南島の沿岸部では、ナリグを優占種とする森林が観光開発や農村拡張によって断片化され、遺伝的多様性の維持や生息地の回復が急務とされている。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.87

強度

非常に硬い木材で、重量感があり、非常に高級な建材として高く評価される

別名、現地名

モカネラ、ディプテロカルパス

色調

新鮮な状態では淡い黄色、経年により茶色に変化し、不明瞭な緑褐色の縞模様が見られる

木理と肌目

非常に密で繊細な質感、木目は真っ直ぐまたはわずかに交差し、四分の一に切った時にはリボンが見えない

木材の加工性

切削性は難しいが、直線的な木目のおかげで良好な仕上がりが得られる

木材の耐久性

心材は非常に耐久性が高いが、辺材は菌類や昆虫の攻撃に弱い

用途

高級永久建設材(塩水の杭は除く)、柱や梁、橋や桟橋、船舶のフレームやデッキ、床材、家具、工具の持ち手など

取り扱い時の注意点

希少性が高く、保護が必要な種であるため、取扱いには十分な注意が必要

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