カプール[カポール](Dryobalanops aromatica)

フタバガキ科リュウノウジュ属(Dipterocarpaceae Dryobalanops)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

カプール(Dryobalanops aromatica)は、フタバガキ科リュウノウジュ属の常緑大高木で、マレーシア、スマトラ、ボルネオなどの熱帯降雨林に広く分布しており、心材は黄色を帯びた赤褐色から暗赤褐色で、辺材は桃色を帯びた淡い黄褐色を呈しており、木理はやや通直で、肌目はやや粗から粗、硬さは中からやや硬であり、また、腐食耐久性が中から強で、磨耗耐久性が強いことが特徴であり、大きなものでは樹径2メートルを超えることもあり、古くから建築資材や家具、合板、車両用材、船舶用材などに用いられ、特にその芳香ある樹脂、竜脳は香料や薬用として利用される一方で、耐久性の面ではシロアリに対する抵抗力がないため、注意が必要であり、また、硬い金属の刃を用いて加工する必要があることから、製材や加工の際は刃の交換を早くする対策を取る必要があり、その分布域や生息環境の質の減少から、IUCNのレッドリストでCritically Endangered(絶滅危惧IA類)に指定されており、今後の保護と持続可能な利用が求められる状況にある。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.66

強度

高強度であり、構造材や建材に適している

別名、現地名

カポール、ボルネオ樟脳木、インドネシアカプール

色調

淡い黄褐色から赤褐色で、時間が経つにつれ色合いが深まる

木理と肌目

平滑で均一な木目、年輪が明確に見える

木材の加工性

切削性が良好で、接着性も高いが、硬いためやや手間がかかる場合がある

木材の耐久性

非常に高い耐久性を持ち、腐朽にも強いが、虫害には弱い

用途

家具、建材、香料の原料、工芸品

取り扱い時の注意点

硬い木材のため、刃物のメンテナンスに注意が必要

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