木材は用途によってはそのままでは柔らかすぎたり、耐久性に欠けることがあります。家具、フローリング、工具の柄、アウトドア用途など、より強度と耐摩耗性が求められる場面では、木材を物理的・化学的に硬化処理することで、より長寿命で実用的な素材となります。
表面を炭化させて硬化と防腐を兼ねた伝統技法。屋外の壁材や外装に多く用いられ、耐候性にも優れます。
木材にアクリル樹脂などを真空圧力で浸透させて硬化させる方法。耐久性・耐水性が向上し、工芸やナイフの柄にも使われます。
木材に物理的な圧力をかけて密度を高め、強度や硬度を向上させる方法。床材などに多く使用されます。
180℃以上の高温で木材を処理することで寸法安定性や耐腐食性を高める方法。若干の硬化効果もあります。
亜麻仁油、ウレタンニス、蜜蝋などを繰り返し塗り重ねて乾燥させ、表面を硬化。木の質感を保ちながら保護します。
割れやすい箇所や柔らかい部位にCAボンド(瞬間接着剤)やエポキシをしみ込ませて硬化させる。木工クラフトや修復にも活用されます。