レサック(Vatica cuspidata)

フタバガキ科バティカ属(Dipterocarpaceae Vatica)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

レサック(Vatica cuspidata)は、フタバガキ科バティカ属に属する常緑高木で、マレー半島南部およびタイ南部の熱帯多雨林に自生し、特に沿岸の丘陵地や標高700メートル以下の森林に分布し、樹高は最大40メートル、幹径は通常1メートル未満で、幹は直立またはやや湾曲し、板根は小規模または形成されないことが多く、樹皮は薄く滑らかで、灰色の斑点やフープマークを呈し、葉は長い葉柄を持つ先端が尖った単葉で、乾燥すると暗色に変化し、花は白色から淡黄色で、果実は広卵形または球形の堅果で、果萼に囲まれ、種子散布に適応している。
木材は「レサック」として知られ、心材は赤褐色から緑がかった褐色で、辺材は淡黄色から黄褐色で明瞭に区別され、気乾比重は490〜1155kg/m³で、木理は直線的またはわずかに交錯し、肌目は細かく均一で、加工性はやや難があるが、耐久性が高く、住宅の柱、梁、床材、船舶の構造材、家具、合板、鉄道枕木などに利用されるが、乾燥時に割れや反りが生じやすいため、慎重な乾燥処理が必要であり、保存処理は困難であるが、多くの用途で処理は不要とされる。
IUCNレッドリストでは準絶滅危惧種(Near Threatened)に分類されており、森林伐採や生息地の開発による個体数の減少が懸念されており、持続可能な森林管理と保全対策が求められている。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.92

強度

高い硬度と強度を持ち、曲げや圧縮に強い

別名、現地名

Resak Daun Runcing(現地名), Vatica Wood

色調

淡い黄褐色から濃い赤褐色、乾燥により暗色化

木理と肌目

交錯木理があり、肌目は中程度から粗い

木材の加工性

非常に硬く、加工には強い工具が必要。乾燥は遅いが安定し、接着は難しい場合がある

木材の耐久性

非常に高い耐久性を持ち、特に虫害や腐朽に強い

用途

建築材、橋梁、家具、フローリング、高耐久木工製品

取り扱い時の注意点

森林伐採や土地開発による生息地の喪失により、Vatica cuspidataは絶滅の危機に瀕しています。

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