ホワイトメランチ、メラピ(Shorea Spp.)

フタバガキ科ショレア属(Dipterocarpaceae Shorea)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

ホワイトメランチ、またの名をメラピまたはイエローラワンと呼ばれるフタバガキ科ショレア属の広葉樹、学名Shorea spp.を含むこの樹種は、マレーシアやインドネシア、フィリピンなど東南アジアを中心に分布し、心材は黄白色や黄褐色で、辺材は白色を呈し、金褐色の光沢を持つ散孔材であり、木理は交錯し、気乾比重が0.39から0.87と樹種によって大きく異なる特徴があるが、その耐腐食性は弱から中程度で、中庸からやや硬質な粘質を有し、釘打ちには割れやすい性質を持つため注意が必要で、特にその加工においてはシリカを含むため切削工具を傷めやすく、鋸挽きが困難であるが、糊付け接着性は良好で、乾燥は容易またはやや困難で、塗装性は中程度であるため、一般的に造作材、建具、家具、合板などに広く用いられ、特に放射組織の細胞中に含まれるシリカによるリボン杢が現れる点が独特で、産地や樹種によって様々な呼称を持ちながら、現在では特にマレーシアのサバ州から多く輸入されていることからメラピとも称され、その市場価値は高く評価されている。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.52

強度

中程度の強度で、曲げ・圧縮・せん断強度は良好

別名、現地名

メラピ、ホワイトラワン、メランチ

色調

淡黄白色から淡橙白色、淡黄褐色の色合いを持ち、辺材はさらに淡色

木理と肌目

木理は交錯し、肌目は緻密で滑らか

木材の加工性

切削において刃物が早く鈍るため、特にステライト刃の使用が推奨される。乾燥性は良好だが、取り扱いに注意が必要

木材の耐久性

耐朽性は普通で、辺材は虫害に対して脆弱

用途

内装材、家具、楽器、工芸品など多用途に利用される

取り扱い時の注意点

切削時に刃物がすぐに鈍くなるため、刃の手入れが重要

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