フタバガキ科ショレア属(Dipterocarpaceae Shorea)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
レッドメランチ(Shorea spp.)、またの名をダークレッドメランチやDark Red merantiとして知られるこの樹木は、フタバガキ科ショレア属に分類され、インドネシアやマレーシアをはじめ、タイやフィリピン、カリマンタン、さらにはモルッカといった東南アジアの地域に広く分布しており、心材は赤褐色から濃赤褐色を呈し、辺材は黄白色でその境界は非常に明瞭で、肌目が粗く木理は交錯、メランチ類に特有の同心円状に配列する軸方向細胞間道が多く見られることが特徴的です。
成長の良い個体ではライトレッドメランチに似た淡色となり、比重は低くなるものの、保存性はライトレッドメランチよりも高いものの、キクイムシ類や白蟻に対する抵抗力が弱く、防腐剤の注入も難しいため、用途としては造作材や建具、家具、合板、フローリング、造船、液漕などで主に使われ、高い耐久性が要求されない場所で広く利用されます。
この木材は、商業的にはShorea属のRubroshorea亜属に属する赤色系の淡色木材として分類され、フィリピンマホガニーの代替材としても用いられることがあり、様々な別名で市場に出回っており、加工性に関しては鋸挽きや鉋掛けが容易ながら釘打保持力や接着性への工夫が求められる場面もあります。
南洋材
気乾比重: 0.54
軽軟であり、加工は容易だが耐久性が低い
ライトレッドセラヤ、ニオブェイ、Meranti blanc、Red meranti
淡桃色から濃赤褐色の心材、淡色の辺材
肌目は粗く、木理は交錯している。柾目面にはリボン杢が現れる
加工性が良好で、切削や成形が容易だが、耐久性に注意が必要
耐久性は低く、特に湿気や虫害には脆弱
合板、家具、建具など
耐久性の低さから、外部使用は避けるべき
本サイトで使用している一部の画像は CC BY-SA 4.0 または パブリックドメイン のライセンスのもとで提供されています。 詳細は各画像の出典をご確認ください。