マコレ

アカテツ科ティエゲメラ属(Sapotaceae Tieghemella)

マコレの木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

マコレの概要

マコレはアフリカ材に属する木材で、アカテツ科ティエゲメラ属(Sapotaceae Tieghemella)に分類されます。別名としてバク、アフリカンチェリー、チェリーマホガニーなどがあります。全乾比重は0.62で、高い強度を持ち特に曲げ強度に優れています。色合いは辺材が淡桃色、心材が桃色から赤褐色、暗赤褐色となり、時には濃淡の縞があります。木理は通直または交錯し、やや緻密な肌目と美しい光沢を持っています。加工は容易ですが、硅酸石灰を含むため刃物の磨耗が早く、細かい木粉は鼻の粘膜を刺激することがあります。高耐久性を持ち、シロアリなどの虫害にも強いことが特長です。用途は家具材、ドア材、楽器、フローリング、彫刻材、ツキ板、カバ材やマホガニーの代用として使用されます。加工時には、細かい木粉が鼻の粘膜を刺激する可能性があるため注意が必要です。

原産地、比重、加工性、耐久性、用途などの詳しい性質は下の詳細情報に整理しています。

説明

マコレ(学名:Tieghemella heckelii および T. africana)は、西〜中部アフリカ原産のサポテ科に属する大型常緑高木で、樹高は最大約60 m、幹径は1〜2 mにも及び、ピンク〜赤褐色の心材は時に紫を帯び、辺材と明瞭に分かれた美しい色合いと細やかな木理が特徴で、乾燥比重は約0.55〜0.69(12%含水率)、Janka硬度約1,200 lbf程度の重硬材で、耐朽・白蟻・乾材害虫に高い耐性を示し、海洋構造物レベルの使用も可能で、非常に安定した寸法特性を持ち、曲げ強度や破壊強度も優れているため家具、化粧単板、フローリング、船舶甲板・内装、建具、橋梁、楽器、彫刻材など多岐の高級用途に最適で、特に縞模様やモアレを含む材は装飾性が高く評価されており、加工性は直線木理なら良好だが、乾燥材ではシリカによる工具摩耗と割れを防止するため硬質刃物とプレドリルが必要で、乾燥は慎重に行うことで良好な収縮制御が得られる一方で、切削時吸入粉塵による眼・皮膚・呼吸器の刺激報告もあるため適切な防護措置が必要です。
IUCNでは両種とも絶滅危惧(Endangered)と評価され、国際的にはCITES未掲載ながら輸出規制や含まれる種の保全措置が講じられており、合法・持続可能な調達、FSC認証材の選択、生態学的調査および乱伐抑制を通じた森林管理体制の強化が不可欠とされています。

原産地

アフリカ材

比重

気乾比重: 0.62

強度

高い強度があり、特に曲げ強度が優れている

別名、現地名

バク、アフリカンチェリー、チェリーマホガニー、ビンガス、リンパ、アガモクウエ、Douka、Samba、Sangre

色調

辺材は淡桃色、心材は桃色から赤褐色、暗赤褐色で、時に濃淡の縞が存在

木理と肌目

木理は通直または交錯し、やや緻密な肌目と美しい光沢を持つ

木材の加工性

切削・加工が容易だが、硅酸石灰を含まれるため刃物磨耗が早い;細かい木粉は鼻の粘膜を刺激することがある

木材の耐久性

高い耐久性を持ち、特にシロアリなどの虫害に強い

用途

家具材、ドア材、楽器、フローリング、彫刻材、ツキ板、カバ材やマホガニーの代用

取り扱い時の注意点

細かい木粉が鼻の粘膜を刺激する可能性があるため、加工時には注意が必要

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