ブビンガ

マメ科ブビンガ属(Fabaceae Guibourtia)

ブビンガの木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

ブビンガの概要

ブビンガはアフリカ材から産出される木材で、マメ科ブビンガ属に分類されます。別名としてアフリカンローズウッドやエシンガン、ワカ、オベンなどがあります。全乾比重は0.91と高く、非常に高い強度と耐久性を持ち、衝撃にも強いです。色合いは淡黄色から橙-赤色で、年月と共に深い色合いに変化します。木理は不明瞭な年輪に加え、特徴的な杢目が見られます。加工性は硬く密度が高いため特別な工具が必要ですが、仕上がりは良好です。また、非常に高い耐腐性を持ち、白蟻に対する抵抗力もあります。主な用途はフローリング、家具、楽器、和太鼓の胴部分などで、広く利用されています。ただし、乾燥時には非勘消形変化が起きやすいため、適切な乾燥管理が要求されます。

原産地、比重、加工性、耐久性、用途などの詳しい性質は下の詳細情報に整理しています。

説明

ブビンガは、マメ科ブビンガ属の樹木であり、特に中央および西アフリカ、具体的にはカメルーン、ガボン、コンゴ、コートジボワールといった地域を主な産地とし、その木材は「アフリカンローズウッド」とも知られていますが、一般的には「ブビンガ」の名前で流通しています。
この木材は非常に堅牢で重い性質を持ち、木理は通直からやや交錯し、肌目は細かく均一で、虫害に強いため、高級家具や一枚板のテーブル、室内装飾材料、彫刻材料、さらには和太鼓の胴体や楽器、小物製作など、様々な用途に適用されます。
ブビンガの特筆すべき点はその比重で、0.86〜0.96の範囲で測定されており、一般的な木材と比較してもしっかりとした重みがあります。
さらに、近年では国産の欅の代わりに、大太鼓の胴にも利用され、また木材の色調が美しく、鳥眼杢(ちょうがんもく)などの珍しい杢目が現れることから、その希少性と美しさが特に評価され、高い価値が付けられています。
しかしながら、大径木がとれる地域の限られた産地での生産ゆえに、材料の供給が限定されており、その希少性と美しさゆえに高い市場価値を持ち、無垢材や化粧貼りなど様々な形で加工され、家具材や建具材として利用されています。
また、加工のしやすさも特徴の一つでありますが、硬さゆえに手間がかかることもあり、非常に凝った細工が施される場面が多いです。
乾燥する際に特有の悪臭を発しますが、これは乾燥後には消え、通常の無臭状態へと戻るという特性も観察されることがあります。

原産地

アフリカ材

比重

気乾比重: 0.91

強度

非常に高い強度を持ち、耐久性に優れ、衝撃に強い

別名、現地名

アフリカンローズウッド、エシンガン、ワカ、オベン、エバナ、ケバジンゴ、アクーム

色調

淡黄色から橙-赤色で、年月と共に深い色合いに変化する

木理と肌目

不明瞭な年輪に加え、特徴的な杢目が現れる

木材の加工性

硬く密度が高いため、加工には特別な工具が必要だが、仕上がりは素晴らしく良好

木材の耐久性

非常に高い耐腐性を持ち、白蟻に対する抵抗力もある

用途

フローリング、家具、楽器、和太鼓の胴部分などとして幅広く使用される

取り扱い時の注意点

乾燥時に非勘消形変化が起きやすいため、適切な乾燥管理が必要

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