ムクロジ

ムクロジ科ムクロジ属(Sapindaceae Sapindus)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

ムクロジ(無患子)はムクロジ科ムクロジ属に属し、日本をはじめ東南アジアに広く分布する落葉高木であり、高さは15〜20メートルに達し、樹形は半円形で、6月頃になると枝先に大形の円錐花序を出し、直径4〜5センチメートルの淡緑色の花を多数開花しますが、一方でその果実は直径2センチメートルの球形で中に黒い種子が含まれています。
この植物の葉は偶数羽状複葉で互生し、長さは7〜15センチメートルの広披針状で革質を持ち、樹皮は灰褐色で平滑で、材の性質としては比重が0.65〜0.75で辺材は黄白色、心材は黄灰色から黄褐色の環孔材です。
この植物は庭木や器具材として利用されるほか、果皮にはサポニンが含まれており、それを砕いて水に晒すことで泡立つ性質を持ち、かつては石鹸の代用として井戸端などによく植えられたことから、ムクロジという名前がついたことも歴史的に興味深く、三重県の林業アカデミー棟においても県内で育ったムクロジの木材が使用されていることが確認されています。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.7

強度

中程度から高い強度で、耐久性が高い

別名、現地名

無患子、ムク、シマムクロジ、ムニンムクロジ、セッケンノキ

色調

樹皮は黄褐色、葉は晩秋に鮮やかな黄色に紅葉する

木理と肌目

年輪が明瞭で、質感は滑らか

木材の加工性

加工はしやすいが、硬さがあるため注意が必要

木材の耐久性

耐腐朽性があり、一般的には高い耐久性を持つ

用途

家具、木工工芸品、石鹸の原料、伝統的な装飾品

取り扱い時の注意点

果実や種子にサポニンが含まれ、誤飲に注意が必要

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