ドアバンガ

ミソハギ科ドゥアバンガ属(Lythraceae Duabanga)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

ドゥアバンガ属唯一の主要種であるドゥアバンガ・グランディフローラ(Duabanga grandiflora)は、インド北部から中国、東南アジアにおける低地から山地に至る湿潤な熱帯・亜熱帯林に生育し、直立し板根を伴う幹から長く垂れ下がる角張った枝を水平に伸ばし、枝先に深緑で濃密な対生の大型楕円形葉を二列に展開し、4~8枚の白い花弁を持つ直径5~6センチの花をおびただしい数の雄しべが囲んで咲かせ、花は咲き初めに独特の刺激臭を放つがすぐに消える。
果実は緑から黄橙色に熟す直径3~4センチ程度の厚壁の蒴果で、種子を多数含む。
樹高は通常30メートル前後、最大40メートルに達し、年平均30メートル級の大樹となるが板根は大木でよく発達し、直径は最大200センチに及ぶこともある。
材は白色で柔らかく、軽量でありながら加工性に優れ、合板、箱、マッチ、玩具などの木工製品に、また果実は酸味があるため食品や飲料に用いられるほか、樹皮は伝統的に魚毒や消化促進の用途で使用され、家屋や調度品にも用いられる。
生長が早いため持続可能な木材として評価され、沿岸域から河川縁や林縁を含む植栽や森林再生に利用されるが、現状ではIUCNレッドリストでは軽度懸念(Least Concern)に分類され、種の保全対策が進められている。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.38

強度

適度に柔らかく、弱いが加工は容易。

別名、現地名

ドゥアバンガ、サバカプール、ジュアバンガ、ロクトブ、Ares、Assie-Sapelli、Berambang Bukit、Berambang、Dau Yaau、Tro、Loktob

色調

辺材は薄いクリーム色、心材は赤褐色。

木理と肌目

木理は交錯し、肌理は粗く、板目に切ることで光沢が出る。

木材の加工性

加工が容易で、乾燥も良好だが、外気にさらされると崩壊しやすい。

木材の耐久性

耐久性は低く、腐朽や虫害には弱い。

用途

重い丸太の筏組用浮木、魚網の浮木、丸木舟、軽構造物または一時的構造材料。

取り扱い時の注意点

地面に接触させたり、外気にさらさないよう注意が必要。

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