クワ科ウパス属(Moraceae Antiaris)
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アンチアリス(非フタバガキ科)は南洋材に分類されるクワ科ウパス属の木材です。全乾比重は0.36で、軽軟材のため扱いやすいですが、耐久力や強度はあまりありません。色合いは白色から帯黄白色で、辺材と心材の差異はわずかです。木理は通直で時に交錯し、肌目は精細です。加工性は非常に有用で加工しやすいですが、製材後には速やかな乾燥が必要です。耐久性は低く、カビや染みを防ぐための乾燥が重要です。用途としてはドアー、長椅子、短刀の柄、家具の心材、合板の心板などがあり、大気に触れると変色しやすいため、取り扱いには注意が必要です。
原産地、比重、加工性、耐久性、用途などの詳しい性質は下の詳細情報に整理しています。
アンチアリス(学名:Antiaris toxicaria)は、クワ科ウパス属に分類される常緑高木で、主にインド東部からマレーシアなどの東南アジア地域に広く分布しているが、アフリカにも関連種が存在し、特にその樹液には猛毒であるアンチアリンが含まれており、原住民が狩猟や戦争に用いる吹き矢や毒矢の先端に塗るために古くから使用されてきた歴史があるため特に有名であり、木材としてはその軽くて柔らかい材質ゆえに商業的にはあまり重要視されないものの、ときに家具の材料や現地の工芸品として利用されることがあり、ウパスノキと呼ばれるこの木は50メートルを超える巨木にまで成長することが可能で、開花期には雌雄異花の小花をつけるほか、灰白色の樹皮や特徴的な板根、長楕円形の葉を持ち、また西アフリカや中部アフリカに生育するAntiaris africanaは、セネガルからナイジェリア、カメルーンまで分布しており、同様に材は軽く、耐久性には乏しいものの、繊維質の特性を活かして、現地住民の短刀の柄やドア、長椅子、さらには合板の心板など様々な用途に利用されているという、多様な生態的・文化的背景を持つ木である。
南洋材
気乾比重: 0.36
耐久力や強度はあまりないが、軽軟材として扱いやすい
アコ、パロサピス、Akédé、Akom、Antiaris
白色から帯黄白色、辺材と心材の差異はわずか
木理は通直で時に交錯、肌目は精細
非常に有用で、加工しやすいが製材後は速やかに乾燥が必要
耐久性は低く、カビや染みを防ぐため乾燥が重要
ドアー、長椅子、短刀の柄、家具の心材、合板の心板
大気に触れると変色しやすいため、取り扱いに注意が必要
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