セドレラ(Cedrela serrata)

センダン科セドレラ属(Meliaceae Cedrela)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

セドレラ(Cedrela serrata)は、センダン科セドレラ属に属する落葉性高木で、インド北部、ミャンマー、スリランカ、インドネシアなどの南アジア地域に自生し、標高1,000〜2,500メートルの湿潤で排水の良い斜面や渓谷に分布し、樹高は最大30メートル、幹径は約3.3メートルに達し、葉は長さ50〜135センチメートルの奇数羽状複葉で、13〜33枚の小葉を持ち、花は淡紅色から白色の芳香のある小花を大きな円錐花序に咲かせ、果実は長さ2.5〜3.8センチメートルの翼果である。
木材は淡赤褐色から赤褐色で、時間の経過とともに暗色化し、辺材は淡色で明瞭に区別され、木理は交錯し、肌目は中程度から粗く、気乾比重は約0.77(770 kg/m³)で、耐久性が高く、腐朽やシロアリ、その他の昆虫に対する抵抗性も優れており、加工性は良好で、旋盤加工、接着、仕上げが容易であるが、交錯木理のため、平削り時に逆目が発生することがある。
用途としては、家具、橋梁、電柱、梱包材、合板、ドアや窓のシャッター、天井板、床材、玩具、楽器など多岐にわたり、また、スリランカでは茶園のシェードツリーとして、ジャワではコーヒー園のシェードツリーや観賞用樹木としても利用されている。
さらに、葉や若芽は家畜の飼料として利用され、樹皮や葉には抗菌性があり、伝統医学ではリウマチ、下痢、尿路疾患の治療に用いられ、種子油は貯蔵製品の害虫忌避に効果があるとされている。
なお、Cedrela serrataは分類学上、Toona sinensis(シナトウナ)と同一種とされることがあり、植物分類の見直しにより、旧世界のCedrela属の種はToona属に再分類されている。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.36

強度

高い強度を持ち、建設や家具に適していますが、直線状の木目が必要です。

別名、現地名

ヒルトゥーン、ドレビ(地方名)

色調

心材は赤から赤褐色で、辺材は淡い黄色です。

木理と肌目

直線的で粗く不均一な質感、フラットな木目が特徴です。

木材の加工性

加工性は良好で、切削が容易ですが、粗さがあるため、表面仕上げに注意が必要です。

木材の耐久性

耐腐朽性が高く、虫害にも強い性質があります。

用途

家具、重建材、飼料、枕木として利用されています。

取り扱い時の注意点

硬い木であるため、適切な道具を使わないと加工が難しいことがあります。

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