クリプテロニア科ダクティロクラドゥス属(Crypteroniaceae Dactylocladus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ジョンコン(Dactylocladus stenostachys)は、クリプテロニア科ダクティロクラドゥス属に属する唯一の種で、ボルネオ島の淡水泥炭湿地林に自生する高木であり、樹高は最大40メートル、幹径は最大1.5メートルに達し、根元には気根や板根を形成し、樹皮は若木では灰褐色から成熟すると赤褐色で鱗状になり、葉は長さ10センチメートルまでの楕円形で革質、花は小さく4〜5弁の両性花を持ち、果実は薄い壁を持つ蒴果で、種子は細長く翼を持つ。
この樹種は、ボルネオ島のマレーシア、ブルネイ、インドネシアの淡水泥炭湿地林に分布し、時にはケランガス林にも見られ、湿潤な熱帯環境に適応している。
木材は「ジョンコン」や「ドローイングウッド」として知られ、淡赤褐色から黄褐色で、木理は交錯し、肌目は中程度から粗く、気乾比重は約0.88〜1.17と重硬で、加工性は良好であるが、乾燥時に割れやすいため注意が必要であり、家具、内装材、フローリング、建築構造材などに利用されるが、木材の粉塵は皮膚や粘膜に刺激を与えることがあり、作業時には防護対策が推奨される。
また、ジョンコンはボルネオ島の泥炭湿地林の重要な構成種であり、生態系の維持や炭素貯蔵に寄与しているが、過剰伐採や生息地の減少により個体数が減少しており、持続可能な森林管理や保全対策が求められている。
南洋材
気乾比重: 0.44
中程度の硬さで、加工しやすいが耐久性が低い
ドローイングウッド、ダクチロクラダス
心材は初めは淡い黄色から薄茶色、露出によりピンク色や赤褐色に変化
均一で細かく、まっすぐまたは少し互いに交差する木目
加工性が良好で、スムーズで光沢のある表面を得やすい
露出や土中では耐久性が低く、腐朽に弱い
天井板、床材、仕切り、実用家具、コンクリート型枠、ベニヤ
加工時に皮膚に刺激を与える可能性があるため、注意が必要
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