パドーク(Pterocarpus mocrocarpus)

マメ科インドカリン属(Fabaceae Pterocarpus)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

パドーク(Pterocarpus macrocarpus)は、マメ科インドカリン属に属する落葉性高木で、ミャンマー、ラオス、カンボジア、タイ、ベトナムなど東南アジアの季節性熱帯林に自生し、インドやカリブ海地域にも導入されており、樹高は通常10〜30メートル、幹径は最大1.7メートルに達し、灰褐色の樹皮は鱗状で、切断時には赤い樹脂を分泌し、葉は長さ20〜35センチメートルの奇数羽状複葉で9〜11枚の小葉からなり、花は黄色で芳香があり、果実は直径4.5〜7センチメートルの円形の翼果で、2〜3個の種子を含む。
木材は「バーマパドーク」や「ビルマローズウッド」として知られ、心材は淡い黄金色から赤褐色で、時間の経過とともに黄金褐色に変化し、辺材は黄白色で明瞭に区別され、木理は交錯し、肌目は粗く、気乾比重は約0.87(865 kg/m³)、Janka硬度は2,150 lbf(9,550 N)で、耐久性が高く、シロアリや腐朽菌に対する抵抗性も優れており、加工性は良好で、旋盤加工、接着、仕上げが容易であるが、交錯木理のため、平削り時に逆目が発生することがある。
用途としては、化粧単板、フローリング、旋盤加工品、楽器、家具、工具の柄など多岐にわたり、特に中国の伝統的な高級家具「紅木(ホンムー)」の材料としても評価されている。
しかし、過去の過剰伐採や森林破壊などにより、個体数は過去3世代で30%以上減少し、IUCNレッドリストでは「危急種(Vulnerable)」に分類されており、現在では伐採が厳しく制限され、資源の持続的な管理が求められている。

原産地

南洋材

比重

気乾比重: 0.83

強度

非常に強い木材で、衝撃に強く、耐久性が高い。

別名、現地名

ビルマカリン、オオミカリン、Burma padauk

色調

鮮やかなオレンジ色から赤褐色で、時間の経過とともに色合いが深まることがある。

木理と肌目

美しい木目が特徴で、光沢があり、滑らかな質感。

木材の加工性

加工が容易で、切削性も良好だが、硬いことから適切な刃物が必要。

木材の耐久性

非常に耐久性があり、シロアリや腐朽にも強い。

用途

家具、建材、楽器、工具の柄、装飾品。

取り扱い時の注意点

木材の切断時に樹脂が出るため、適切な処理が必要。

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