ナンキョクブナ科ナンキョクブナ属(Nothofagaceae Nothofagus)
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ノソファグス属(Nothofagus)は、ナンキョクブナ科(Nothofagaceae)に属する南半球特有の樹木で、約35〜43種が知られ、南アメリカ(チリ、アルゼンチン)、オーストラリア南東部(タスマニアを含む)、ニュージーランド、ニューギニア、ニューカレドニアなどに分布し、これらの種は温帯雨林や山地の森林において優占種として生育し、属名は「偽のブナ」を意味し、かつてブナ科(Fagaceae)に分類されていたが、現在では独自の科とされ、葉は鋸歯状または全縁で、常緑または落葉性を持ち、果実は小さな堅果で、1つのカップ状の構造に1〜7個の種子が含まれ、風によって散布される。
ノソファグス属は、形態およびDNA解析に基づき、以下の4つの亜属に分類される:Fuscospora(ニュージーランド、タスマニア、南アメリカ南部に分布)、Lophozonia(ニュージーランド、オーストラリア、南アメリカ南部に分布)、Nothofagus(南アメリカ南部に分布)、Brassospora(ニューギニア、ニューカレドニアに分布) 。
これらの種は、ゴンドワナ大陸の分裂に伴い、現在の分布を持つと考えられており、化石記録は白亜紀後期にまで遡り、オーストラリア、ニュージーランド、南アメリカ、南極大陸で発見されている 。
ノソファグス属の木材は、家具、建築材、床材、パルプなどに利用され、特にニュージーランドのレッドビーチ(N. fusca)は、耐久性と加工性に優れ、また、ノトファギン(nothofagin)という抗酸化物質を含むことで知られている 。
ニュージーランドのマオリ文化では、ノソファグス属の樹木は「ターファイ(tāwhai)」と呼ばれ、重要な資源として利用されてきた 。
南洋材
気乾比重: 0.62
高い強度を持ち、耐久性に優れた材質
南方ブナ、南洋ブナ
淡い黄褐色から茶色にかけての色合い、経年により深みが増す
繊細で直線的な木目、光沢があり滑らか
加工性は良好で、切削や接着性が高いが、収縮が大きい
中程度の耐久性で、腐朽や虫害には注意が必要
家具、床材、建材、工芸品
密閉された環境での作業は注意が必要で、換気を行うことが推奨される
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