ナンキョクブナ科ナンキョクブナ属(Nothofagaceae Nothofagus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ノソファグス・メンジーシー(Nothofagus menziesii)、通称シルバービーチは、ナンキョクブナ科ナンキョクブナ属に属する常緑高木で、ニュージーランド固有種として北島および南島に広く分布し、特に冷涼で湿潤な地域に多く見られ、樹高は最大30メートル、幹径は最大2メートルに達し、若木の樹皮は滑らかな銀灰色で、成長とともに縦に裂け目が入り、葉は厚く革質で、長さ6〜15ミリメートル、幅5〜15ミリメートルのほぼ円形で、縁には鈍い二重鋸歯があり、葉の裏面には1〜2個の毛状のドマティアが存在し、花は11月から1月にかけて開花し、果実は1月から3月にかけて成熟し、風によって散布される小さな翼のある堅果を形成し、標高0〜1220メートルの低地から山地、亜高山帯の森林や低木林に生育し、特に湿潤で冷涼な環境において他のブナ類よりも優勢であり、純林を形成することもある。
木材は中程度の密度で、赤みを帯びた心材を持ち、木理は直線的で均一な肌目を有し、加工性に優れ、乾燥後の寸法安定性が高く、耐久性は低いため、屋外での使用には適さないが、屋内の家具や内装材、床材などに広く利用され、樹皮からは黒色の染料やタンニンが得られ、伝統的に革のなめしなどに使用されてきた。
また、シルバービーチはニュージーランドの先住民マオリにとって重要な樹種であり、「ターファイ(tāwhai)」の名で知られ、森林の生態系や文化的価値の両面で重要視されており、IUCNレッドリストでは「軽度懸念(Least Concern)」に分類され、現在のところ絶滅の危機には瀕していない。
南洋材
気乾比重: 0.57
中程度の強度で、建材としての耐久性がある
ギンブナ、シルバーブナ、サウスランドビーチ
辺材は灰白色、心材は淡紅褐色から紅褐色の色合い
一般に通直で、肌目は精で均質
切削加工が容易で、研磨や塗装にも適しているが、乾燥時に注意が必要
心材は耐久性があり、辺材はヒラタキクイムシに対して抵抗性が高い
建築構造材、家具、フローリング、工具の柄、船舶・ボート、玩具など
乾燥する際にひび割れが出やすいので注意が必要
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