トウダイグサ科エンドスパーマム属(Euphorbiaceae Endospermum)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ニューギニアバスウッド(Endospermum medullosum)は、トウダイグサ科エンドスパーマム属に属する常緑高木で、パプアニューギニア、インドネシア、ソロモン諸島、バヌアツなどの熱帯アジアから南太平洋にかけて広く分布し、特に低地の湿潤な熱帯雨林に自生し、標高0〜350メートルの地域で見られ、年間降水量は1500〜5600ミリメートル、平均気温は22〜28℃の範囲で生育し、樹高は通常20〜40メートル、最大で54メートルに達し、幹径は50〜100センチメートルで、基部には板根を形成し、樹冠は浅く平坦で傘状となり、枝は水平に広がり、葉は枝先に集まり、長さ25〜30センチメートル、幅20センチメートル程度の単葉で、表面は光沢のある緑色、裏面は鈍い緑色または灰色を呈し、雌雄異株で、花は小さく、雄花序は長さ20〜60センチメートル、雌花序は8〜12センチメートルの下垂する穂状花序を形成し、果実は長さ約6ミリメートルの樽形の核果で、熟すと緑色から黄色に変化し、種子は1個で、長さ約5ミリメートルの非翼状であり、この樹種は成長が非常に速く、年間2.5〜3メートルの成長が見込まれ、特に伐採跡地や裸地への定着が早く、土壌の安定化や森林再生に寄与する先駆種として重要であり、木材は「PNGバスウッド」や「ホワイトウッド」として知られ、心材と辺材の区別は明瞭でなく、色は淡黄色からクリーム色で、比重は300〜650kg/m³と軽量で、木理は直線的または交錯し、肌目は中程度から粗く均一で、加工性に優れ、乾燥も速く、収縮率は接線方向で3.1〜5.0%、放射方向で1.5〜3.0%と低く、乾燥後の寸法安定性が高いが、耐久性は低く、地上での使用で7年未満、地中での使用で5年未満とされ、シロアリや木材虫に対する耐性も低いため、保存処理が推奨されるが、保存剤の浸透性は高く、処理が容易であり、用途としては、家具、内装材、合板、箱、梱包材、マッチ箱、アイスクリームスティック、玩具、靴底、カヌー、棺、パルプなどが挙げられ、特にパルプ・製紙用途では繊維長が長く、品質クラスIIに分類され、引張強度や折り曲げ強度、引裂き強度に優れた紙を製造できるとされ、また、若葉は野菜として食用にされ、葉の抽出液は下剤として伝統医学で使用されることがある。
南洋材
気乾比重: 0.34
軽軟な材で、曲げ強さは中程度
バスウッド, Blue Gum Tree, 槻カサイ
淡いクリーム色から淡い黄色
木理は通直ないしやや交錯、肌目は粗い
切削性は良好だが、青変菌に対する注意が必要
青変菌の害を受けやすいため、防腐処理を推奨
家具、工芸品、模型材
貯木の際に悪臭を発することがあるため、換気を行うこと
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