ウルシ科ドラクントメロン属(Anacardiaceae Dracontomelon)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ダオ(Dracontomelon dao)はウルシ科ドラクントメロン属に属する常緑高木で、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、パプアニューギニアなど東南アジアから南太平洋にかけての熱帯雨林に広く分布し、樹高は最大55メートル、幹径は最大1.5メートルに達し、直立した円筒形の幹と最大5メートルに及ぶ板根を持ち、葉は羽状複葉で枝先に集まり、若葉はピンク色で、成熟すると光沢のある緑色となり、花は白色で芳香があり、長さ0.6メートルまでの下垂する円錐花序に多数咲き、果実は直径2.5〜4センチメートルの球形の核果で、熟すと緑から黄色に変化し、種子は5つの室を持ち、ラオスやタイでは「五仏(phra chao ha phra ong)」と呼ばれ、神聖視される。
([Pha Tad Ke Botanical Garden][1])
果実は食用で、ベトナムでは料理の酸味付けやシロップ、乾燥菓子として利用され、種子の仁も炒って食べられ、パプアニューギニアでは若葉や花を野菜として調理される。
木材は「パルダオ(paldao)」や「パシフィックウォールナット」として知られ、心材は灰色、緑黄色からクルミ色で、黒褐色の縞模様を持ち、比重は330〜790kg/m³、加工性に優れ、家具、ベニヤ、内装材、床材、楽器などに利用されるが、耐久性は低く、シロアリや菌類に弱いため、保存処理が推奨される。
樹皮、葉、花は伝統医学で下痢や皮膚炎の治療に用いられ、フィリピンでは子宮内膜排出を促すために煎じ薬として使用される。
また、フィリピンの大学ではランドスケープツリーとして植栽され、象徴的な存在となっており、ラオスやタイでは種子が魔除けや装飾品として珍重される。
[1]: https://www.pha-tad-ke.com/plant/dracontomelon-dao/?utm_source=chatgpt.com "Dracontomelon dao - Pha Tad Ke Botanical Garden"
南洋材
気乾比重: 0.62
高い強度を持ち、耐衝撃性に優れる。
ドラコントメロン
淡い茶色から濃い赤褐色までの色合い、時間と共に色が深まることがある。
直線的で整った木目が特徴、滑らかな肌触り。
切削性と乾燥性が良好で、接着性も高いが、挽くときに硬い部分がある。
自然耐久性に優れており、腐朽や虫害に対して強い。
高級家具、建材、木工細工、楽器製作。
接触時に刺激がある樹液が出ることがあるため、手袋を使用することが推奨される。
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