マツ科マツ属(Pinaceae Pinus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
メルクシマツ(Pinus merkusii)、またはミンドロマツとしても知られるこの樹木は、マツ科マツ属に属する常緑針葉高木であり、インドシナ地域、インドネシア、マレーシア、日本ではカンボジアマツやスマトラマツなどの名でも輸入され、主に建築用材や家具材、土木材、梱包材などに使用される一方で、樹高40~50メートル、直径1.5メートルに達することもある非常に大きな木で、日本のアカマツに類似し、心材の色は黄褐色から赤褐色であり、材質は高く評価され植林されたものよりも天然木のほうが価値があるとされますが、その生息域が狭くIUCNのレッドリストでは絶滅危惧II類に指定されており、分布域が20,000㎢未満、生息地が10箇所以下とされるため、生息地の面積や質の減少が懸念されています。
南洋材
気乾比重: 0.65
中程度の強度で、弾性があり家具や建材に適している
スラウェシマツ、スマトラマツ
淡い黄色から赤褐色、経年により色合いが深くなる
直線的で均一な木理、年輪ははっきりしている
加工性に優れ、切削や接着が容易だが、乾燥時に収縮する可能性がある
耐腐朽性が中程度で、必要に応じて防腐処理が推奨される
家具、建材、内装、楽器
加工時の粉塵がアレルギーを引き起こす場合があるため、適切な保護具を使用すること
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