ヒノキ科スギ属(Cupressaceae Cryptomeria)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
スギ(Cryptomeria japonica)は、日本固有種の常緑高木でヒノキ科スギ属に分類される針葉樹であり、その樹高は非常に大きくなることがあり、日本国内では最も高く育つ樹種として知られるが、寒冷期の逃避地から分布を拡大した歴史を持つため本州、四国、九州に現生している一方、ヒマラヤ地方や中国南部などにも植林が行われていることがある歴史を持ち、太平洋側の「オモテスギ」と日本海側の「ウラスギ」では形態的・生態的な差異があり、それぞれの地域の気候に適応した特徴を示しており、材質は割れやすく扱いやすいため、日本では古くから建材や家具、土木資材などとして幅広く利用されてきたが、一方で春先に大量の花粉を飛ばすことからスギ花粉症を引き起こす問題も抱えているため、近年では花粉低減種の育種も行われている。
スギの樹皮や枝なども、屋根葺きや線香、杉玉といった形で活用され、日本文化に多様な関わりを見せている一方、観賞用や防風林としても利用され、神社や神木として崇拝されることも多い。
国産材
気乾比重: 0.34
軽く、割裂性が良く加工しやすいが、強度は中程度
日本スギ、エンコウスギ(猿猴杉)、ヨレスギ(縒杉)、ヤワラスギ(柔杉)、ムレスギ(叢杉)、イカリスギ(錨杉)、セッカスギ(石化杉)、オウゴンスギ(黄金杉)、ミドリスギ(緑杉)、チャボスギ(矮鶏杉)、マンキチスギ(万吉杉)、シダレスギ(枝垂杉)、フイリスギ(斑入杉)、メジロスギ(芽白杉)、セッカンスギ(雪冠杉)
辺材は白色、心材は淡紅色から暗赤褐色
木目はまっすぐで年輪が明瞭、肌目はやや粗い
切削性が優れ、乾燥が速いが、含水率が高いものは使用に影響することがある
耐朽性は中程度で、特に心材の耐水性がやや劣る
建築材(柱、桁、天井板など)、家具、器具、包装、樽、下駄など多岐にわたる
含水率が高い状態は「水食い」と呼ばれ、利用に問題を生じることがある
本サイトで使用している一部の画像は CC BY-SA 4.0 または パブリックドメイン のライセンスのもとで提供されています。 詳細は各画像の出典をご確認ください。