イチイ

イチイ科イチイ属(Taxaceae Taxus)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

イチイ科イチイ属(学名:Taxus cuspidata)は、常緑高木として知られ、高さは約20メートルに達し、日本においては北海道、本州、九州の亜寒帯から亜高山帯にかけて分布しており、葉はらせん状に配置されつつ、左右に広がる特徴を持ち、雌雄異株であることが一般的ですが、稀に同株で見られることもあり、花の開花期は3月から5月、種子は9月から10月に成熟し、キタアカリのように種子を包む仮種皮が赤く目立つことがある一方で、種子や葉、枝にはタキシンという有毒物質を含んでおり人が摂取すると有害であることから多くの有名な文学作品でも毒として言及されることがあるうえ、イチイは希少で高価な木材としても高い評価を受け、特にアイヌ民族はこの木材を弓の材料に用いてきた歴史や、イタリアの氷河より発見された古代のミイラであるアイスマンがイチイ属の木を柄に使用した斧を持っていたことから、古代からヨーロッパにかけて広範囲で使用されてきたことが明らかであるため、イチイは工芸品や建材としての利用が続けられ、その特有の緻密さと美しい光沢が評価されてきた背景があり、さらにカヤ属が含まれるイチイ科の他の種子は食べられる部分も多い一方で、イチイ自体の種子およびその周辺部は通常、食用には不向きで警戒が必要であることも注目されている。

原産地

国産材

比重

気乾比重: 0.5

強度

中程度の強度があり、密度が高く割れにくい

別名、現地名

オンコ、アララギ、キャラボク、シャクノキ

色調

紅褐色から淡い黄色までの色合い、心材は特に美しい色を持つ

木理と肌目

年輪が詰まった緻密で滑らかな木理、美しい光沢

木材の加工性

切削性が良好で、乾燥時の収縮が少なく、接着性も優れる

木材の耐久性

比較的高い耐久性を持ち、腐朽や虫害に対して強い

用途

家具、工芸品、弓の材料、器具材、内装材

取り扱い時の注意点

葉や木の内部に有毒成分が含まれているため、取り扱いに注意

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