バナック

ニクズク科バイローラ属(Myristicaceae Virola)

バナックの木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

バナックの概要

バナックは中南米産のニクズク科バイローラ属(Myristicaceae Virola)に属し、別名としてBanak、バナク、ヨーロピアンライム、Baboonwood、Broad-leaved Limeがあります。全乾比重は0.50で、軽軟材で柔軟性があり、曲げ強度は比較的高く(曲げ強さ7+)、色合いは辺材が淡黄色からクリーム色を帯びた赤褐色、心材は同色調で濃いです。木理は通直で肌目は粗く、材面に光沢があります。加工性は良好で切削や接着がしやすいですが、木目の方向には注意が必要です。耐久性は中程度で、湿気や虫害には強くないとされています。用途は梱包材、内装材、合板材など多岐にわたり、取り扱いには環境によって異なる反応を示すことがあるため注意が必要です。

原産地、比重、加工性、耐久性、用途などの詳しい性質は下の詳細情報に整理しています。

説明

バナック(Virola spp.)は熱帯アメリカの低地および雲霧林に自生するマチスチ科の中~大型常緑樹群で、樹高20~45 m、板根や支柱根を有し、光沢のある深緑の単葉を互生させ、小さな黄褐色の花序をつけ、果実は赤いゲル質の仮種皮に包まれた種子を多く含む丸い蒴果で、鳥類や霊長類によって散布される。
木材は淡紅~深赤褐色で、重硬かつ木理が直線的なため、合板、箱材、パネル、家具、内装材、軽構造材などに好適であるものの天然耐朽性は低く、防腐・乾燥対策が必要である。
また、多くの種に含まれるサポニンやアルカロイドには伝統医療や儀礼的嗅ぎ薬としての用途が認められており、Virola属は約70種を擁しアマゾン域でも最重要林木種のひとつとみなされているが、過剰採取や森林破壊により一部では個体数が減少傾向にあり、持続可能性への配慮が求められている。

原産地

中南米材

比重

気乾比重: 0.5

強度

軽軟材で柔軟性があり、曲げ強度が比較的高い(曲げ強さ7+)

別名、現地名

Banak、バナク、ヨーロピアンライム、Baboonwood、Broad-leaved Lime

色調

辺材は淡黄色からクリーム色を帯びた赤褐色、心材は同色調で濃い色合い

木理と肌目

木理は通直で、肌目は粗い、材面には光沢がある

木材の加工性

加工性は良好で、切削や接着もしやすいが、木目の方向には注意が必要

木材の耐久性

耐久性は中程度で、湿気や虫害にはあまり強くないとされる

用途

梱包材、内装材、合板材など多種多様な用途に利用される

取り扱い時の注意点

環境によっては異なる反応を示すことがあるため、取り扱いには注意が必要

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