マツ科マツ属(Pinaceae Pinus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ダイオウショウ(大王松、Pinus palustris)は、マツ科マツ属に属する北アメリカ東南部原産の常緑高木で、その名の通り、マツ属の中で特に特徴的な長さ20~40cmにもなる針のような長い葉を持ち、通常3本が一束になっており、葉が老木において20~25cm、幼木では40~60cmにも達し、密生して柔らかく垂れ下がるために触っても痛くないのが特徴で、幹は高さ25~30mほどまで伸びて直立し、太い枝を分岐し、樹皮は黒褐色でうろこ状に剥げ落ちる姿が見られ、また大きな球果(松ぼっくり)は15~25cmと非常に大きく、10月頃に淡褐色に熟し、公園樹や庭園木としても植栽されることがあり、英名では"ロングリーフパイン"とも呼ばれ、日本でも時折見られる代表的な北米マツであるが、同じ北米のテーダマツ(Pinus taeda)と比較すると、その存在感と大きさは印象的である。
北米材
気乾比重: 0.63
高い強度を持ち、耐久性に優れるため構造材に適している
大王松、ロングリーフパイン
樹皮は赤みを帯びた茶色、木材は淡い黄色から赤褐色
直線的な木目が美しく、粗い質感の木材
切削性は良好だが、乾燥には時間がかかり、接着性は一般的
良好な耐久性を持ち、特に外部に使用する際は防腐処理が推奨される
建築材、家具、船舶、紙の原料などに利用される
加工時に木くずが飛ぶ可能性があるため、適切な防護具を着用すること
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