スラッシュマツ

マツ科マツ属(Pinaceae Pinus)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

スラッシュマツ(学名: Pinus elliottii)はマツ科マツ属に属する常緑高木で、北米東海岸の南カロライナ州からフロリダ州、さらにキューバ島にかけて分布し、「カリビアマツ」とも呼ばれることがあり、その成長速度は日本のマツよりも速く、最大でおよそ30メートルの高さにまで達することが可能で、暗赤色の樹皮は鱗片状になって剥がれ、葉は通常3本一束で長さ15センチメートル程度に達するが時には2本一束のものも見られることがある一方で、球果は10センチメートル程度の短柄付きの円錐形で、テーダマツほど種鱗が突出せず先端は鋭い針状をなしていますが、生育環境によっては3本から5本束生する落ち葉が見られることもあるため、スラッシュマツと同定する際には注意が必要です。

原産地

北米材

比重

気乾比重: 0.63

強度

強度は高く、構造材として十分な支持力を持つ。

別名、現地名

スラッシュ松、スラッシュパイン、カリビアマツ

色調

淡い黄褐色から深い赤褐色まで、経年変化により色合いが濃くなる傾向がある。

木理と肌目

木理はまっすぐで、均一な肌目を持ち、滑らかな質感。

木材の加工性

切削性が良好で、加工しやすいが、含水率が高いと収縮が目立つため注意が必要。

木材の耐久性

耐久性は中程度で、適切な処理を施せば腐朽や虫害に対する耐性が向上。

用途

構造材、家具、内装材、パルプ製品。

取り扱い時の注意点

加工時に樹脂が多く出るため、工具の手入れに注意が必要。

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