ベイトウヒ、エンゲルマンスプルース

マツ科トウヒ属(Pinaceae Picea)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

エンゲルマンスプルース、またの名をベイトウヒは、マツ科トウヒ属の針葉樹であり、その学名Picea engelmanniiに示されるように、特にカナダ南部からアメリカ合衆国カリフォルニア州に至る太平洋沿岸やロッキー山脈を中心に広がる地域に分布し、特にカナダやアメリカが主要な産地となっており、この樹種は全体的に白色から黄色を帯びた淡い褐色を呈し、辺材と心材の境目がはっきりとしない特徴があり、木理は通直で肌目は緻密またはやや緻密で、美しい光沢を備えているため、軽くて柔らかく乾燥および加工が容易であり、曲がりや狂いが少なく、繊細な仕上がりが期待できるものの、耐朽性は小さいため通気性への配慮が必要でありますが、その軽量性と加工のしやすさから建築(造作・柱・建具)や家具、器具、楽器、箱など多用途に利用され、具体的には、SPF材の主要樹種の一つとして伐採されることが多く、特にカナダのブリティッシュコロンビア州内陸部やアルバータ州で広く利用されており、その世界自然保護基金(WWF)が定めるグローバル200の指定地域である未開拓地域と一部重なり、生態系への影響が問題視されることもある一方で、アメリカやカナダにおける森林管理は行政が機能しており違法伐採のリスクは低いと評価され、またこの樹種は世界自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいても「低リスク/関心が少ない(LR/LC)」と評価され、現存する生態系の中で重要な役割を果たしている。

原産地

北米材

比重

気乾比重: 0.37

強度

中程度の強度であり、軽量ながら堅牢性がある

別名、現地名

エンゲルマン・スプルース、ホワイトスプルース、マウンテン・スプルース

色調

灰色がかった青緑色の針葉、木材自体は薄い黄色から淡い赤褐色

木理と肌目

細かい年輪がはっきりしていて、比較的滑らかな木理

木材の加工性

切削性が良好で、接着性も良いが、湿気に対して弱い面がある

木材の耐久性

中程度の耐久性があり、腐朽に対してやや脆弱

用途

楽器の音響材料(ギターのサウンドボード)、建材、パルプ製造

取り扱い時の注意点

針葉を潰すと pungent な匂いがするため、アレルギー反応に注意が必要

本サイトで使用している一部の画像は CC BY-SA 4.0 または パブリックドメイン のライセンスのもとで提供されています。 詳細は各画像の出典をご確認ください。