マツ科モミ属(Pinaceae Abies)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ベイモミ(Abies proceraを含むAbies spp.)は、日本において一般的にモミ属木材の総称として使用されることがあり、米国ではその地域によって大陸西部のものを「ウェスタンファー」、東部のものを「イースタンファー」と呼び、主にウェスタンファーが日本に輸入されるが、この木材は種類が多く、ノーブルファー、パシフィックシルバーファー(A.amabilis)、ホワイトファー(A.concolor)、グランドファー(A.grandis)などの名称で知られ、Hem-Fir(ヘム・ファー)としてベイツガと一括で取り扱われることもあるため、多様なモミ類が混在して流通しているが、特にノーブルファーはその中でよく知られている個体である。
北米材
気乾比重: 0.41
中程度の強度で、建材としての安定性がある
レッドファー、シルバーチップファー
古木の樹皮はオレンジ-赤色で、若木は滑らかで灰色
細かく均一な木理、年輪がわかりやすい
切削性と接着性は良好だが、特に乾燥時には注意を要する
耐朽性は低いが、一般的な構造用途には適している
構造材、製紙、クリスマスツリー
加工時には木片や粉塵に注意が必要
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