クワ科クワ属(Moraceae Morus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ヤマグワ(山桑、学名:Morus bombycis)は、クワ科クワ属の落葉高木で、中国、日本、朝鮮半島、南千島、樺太、ヴェトナム、ミャンマー、ヒマラヤに自然分布し、特に日本では北海道から九州の各地に広く自生するクワの一種であり、その昔、主に養蚕業の発展に大いに寄与したという歴史的背景を持ちながらも、その葉と果実は美味であるため食用に利用もされ、開花期は4月から5月にかけてで、大部分は雌雄異株であるにもかかわらず、時には雌雄同株のものも見られ、花後には赤色から黒紫色へと熟していく集合果を形成し、その実は「ドドメ」とも称され、昔から子供の軽食、ジャムや果実酒の原料として親しまれ、多様な栽培種と組み合わせて養蚕用にも栽培されるが、葉は栽培桑よりも硬いためにカイコの成長がやや遅れる欠点があるものの、霜害に強く、特に栽培桑が被害を受けた際には、その予備として山地に植えられるなど変わらぬ価値を提供し、若芽や若葉は菜として、または調理されて食され、さらには天然の抗酸化成分であるアントシアニンを多く含んでいることから、健康食品としても注目され、市場では桑茶としても販売されるなど、その多岐にわたる用途があり、桑の実は食すると口や舌が紫色に染められることからかつては子供たちの興味を引き、現在においても、人間のみならず鳥類にとっても栄養価の高い食料となり得るが、種内の変化も著しく、葉形状には変異が多く、葉縁には鋸歯が存在し、さらに木材としても硬さと美しい光沢が評価され、弦楽器の製作に用いられるなど伝統工芸品の制作にも活躍してきた。
国産材
気乾比重: 0.56
堅くて耐久性が比較的高いが、硬さの割に柔軟性も持ち合わせている
山桑、ドドメ
淡いクリーム色から薄茶色、経年で色が深まる
均一で直線的な木目、細かい肌目が滑らか
切削性に優れ、接着性も良好だが、手入れには慎重を要する
耐久性は中程度で、適切な管理で長持ちするが、湿気には注意が必要
家具、工芸品、楽器の材料、養蚕用
木材の湿度管理を怠ると、割れや反りの原因になる
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