イヌエンジュ

マメ科イヌエンジュ属(Fabaceae Maackia)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

イヌエンジュ(犬槐、学名: Maackia amurensis)はマメ科イヌエンジュ属に属する落葉高木であり、主に北海道から本州中部地方までの日本やアムール川流域、ロシアから中国北東部、朝鮮半島などに分布し、通常山地や川原に自生するこの植物は、7月から8月にかけて黄白色の穂状の花を咲かせ、秋には豆果をつける特性をもちますが、その幹全体はまっすぐ垂直に伸びるのではなく、幹がゆらりと曲がった形をしており、樹皮は成長と共に縦に浅く裂け目を持つようになり、若い枝には暗灰褐色の毛があるため、独特な風貌を持っているのが特徴です。
また、植栽樹として庭木や公園樹に用いられることも多く、比較的丈夫で日当たりを好み、日の当たる水はけの良い肥えた土壌であれば問題なく成長するため庭や街路樹に適していますが、アイヌ文化においては「チクペニ」と呼ばれ、墓標などに利用されるほか、その木材は芯材が赤みを帯び、美観と強度、耐久性を持つため、床柱やフローリング、家具、工芸品などに用いられ、日本では生垣や庭木として広く利用され、その成長の早さと美しい花や紅葉する葉が観賞用として喜ばれています。

原産地

国産材

比重

気乾比重: 0.59

強度

中程度の強度で、飽和した状態でも良好な堅さを持つ

別名、現地名

犬槐、エンジュ、カライヌエンジュ、トウイヌエンジュ、ハネミノイヌエンジュ

色調

赤みの濃い芯材と淡色の縁材の対比が美しい

木理と肌目

木目は細かく、やや波状の模様を持つ

木材の加工性

加工は容易だが、独特の臭気が発生するため、適切な換気が必要

木材の耐久性

高い耐久性を持ち、特に腐朽や虫害に強い

用途

フローリング、家具、墓標、装飾材など

取り扱い時の注意点

木材を加工する際に独特の臭気があるため、換気を行うと良い

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