クスノキ科ニッケイ属(Lauraceae Cinnamomum camphora)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
クスノキ(樟)は国産の広葉樹で、クスノキ科ニッケイ属に属します。全乾比重は0.48で、高い強度と耐久性を持ち、古くから船材として重宝されています。色合いは辺材部が黄褐色、心材部が赤褐色で、色の変化があります。木理は年輪が入り組んでおり、熟成により様々な杢が現れます。加工性には難易度があり、乾燥後は十分な強度を発揮します。耐久性に優れ、耐腐朽性と虫害抵抗性が高いです。用途は樟脳の採取、船材、仏像の材料など多岐にわたります。樹脂が多いため、製紙パルプ業界での取り扱いには注意が必要です。
原産地、比重、加工性、耐久性、用途などの詳しい性質は下の詳細情報に整理しています。
クスノキ科ニッケイ属は、クスノキ科に属する常緑性の木本植物のグループであり、およそ230種が知られており、主に南アジアから東アジア、東南アジア、オーストラリアまでの熱帯から温帯地域にかけて広域に分布していますが、この属に含まれる植物は芳香性の精油を豊富に含み、そのために香料や香辛料、生薬として古くから利用されてきました。
葉は対生状で革質、花は小さく黄白色であり、特徴的な三行脈を持つのが特徴です。
代表的な種には、セイロンニッケイ(Cinnamomum verum)として知られるシナモンや、シナニッケイ(Cinnamomum cassia)として知られるカシアがあります。
どちらも樹皮から取れるシナモンは香辛料として広く用いられ、シナムアルデヒドを主成分とする精油を含むため、特有の香りと風味を持っています。
しかし一部の種はクマリンを含み、過剰摂取は健康に悪影響を与えることがあるとされています。
また、この属に分類されていたいくつかの種は、別属であるCamphoraに移されましたが、その理由は植物系統分類学研究の結果に基づいており、近縁性の異なるグループに分けられています。
このことからもわかるように、クスノキ科ニッケイ属は多様性に富み、植物学的にも興味深い研究対象となっています。
国産材
気乾比重: 0.48
高い強度を持ち、耐久性があるため、古来より船材としても重宝されてきた
樟、カンフルの木
辺材部は黄褐色、心材部は赤褐色で、色の変化が見られる
年輪が入り組んでおり、熟成によって様々な杢が現れる
加工が難しい場合があるが、乾燥後に十分な強度を発揮する
耐腐朽性と虫害抵抗性が強く、特に古木は非常に耐久性が高い
樟脳の採取、船材、仏像の材料等、様々な用途で利用される
樹脂が多いため、製紙パルプ業界では取り扱いに注意が必要
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