ムクロジ科トチノキ属(Sapindaceae Aesculus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
トチノキは、かつてはトチノキ科として認識されていましたが、最近の分子系統解析の結果、旧カエデ科とともにムクロジ科に分類され、ムクロジ科トチノキ属に属する落葉高木で、日本では北海道から九州にかけての広範囲に分布する日本固有種であり、樹高は30メートルを超え、葉は対生し長い葉柄を持つ掌状複葉で、通常7枚の小葉から構成されており、初夏の5月には枝先に円錐状の花序が立ち上がり、多数の花が集まって咲きますが、その中のほとんどは雄花で、果実は10月に裂開し内部からクリに似た種子が現れ、種子は多量のデンプンを含み、渋みがあるために灰汁で渋を取り除く処理を施した後、餅や団子に加工されることが多く、材は加工しやすく緻密で美しい杢目を持つため家具材や工芸品に利用されるほか、特に名産品として「栃餅」などとして地域文化の中で活用されるなど、経済的にも文化的にも非常に重要な樹種であることから、街路樹としても利用されることがあり、また、栃木県の県木として象徴的存在にもなっています。
国産材
気乾比重: 0.49
比較的高い強度を持ちながらも加工性が良好
トチ、栃
淡い黄褐色で辺材と心材の境界や年輪は不明瞭
表面は滑らかで不規則な繊維の配列が美しい
加工が容易で割れにくく、特に家具材に適している
乾燥が進むと割れやすいが、比較的耐久性がある
家具や工芸品、盆や鉢類、特に蕎麦打ちのこね鉢に利用される
乾燥が進むと割れやすいので、取り扱いには注意が必要
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