ユズリハ

ユズリハ科ユズリハ属(Daphniphyllaceae Daphniphyllum)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

ユズリハ(ユズリハ科ユズリハ属、学名: Daphniphyllum macropodum)は、日本の福島県以南から沖縄および朝鮮半島南部、中国に分布し、東アジアの暖地の山地や広葉樹林内に自生する常緑高木であり、春に新しい葉が出るとすぐに古い葉がその場所を譲るように落ちて入れ替わることから、その和名の由来となり、古来より親から子への世代交代を象徴する縁起の良い植物として正月の飾りなどに用いられるが、ユズリハは葉に光沢のある長楕円形の葉を持ち、雌雄異株の黄緑色の小さな花をつけ、実には果肉を持つ核果があり、鳥の食料になることはあっても一般の動物には有毒で、ユズリハ科はかつてトウダイグサ科に含まれていたものの独立した科とされ、ユズリハ属の一科一属のグループを形成し、ユズリハの仲間にはエゾユズリハという亜種やヒメユズリハというより暖地性の種が存在します。

原産地

国産材

比重

気乾比重: 0.6

強度

中程度の強度で、適度な弾力性を持つ

別名、現地名

薄葉虎皮楠、ウスバユズリハ

色調

淡い緑色から黄緑色まで、葉の裏側は白みを帯びる

木理と肌目

艶のある葉身、滑らかな肌触り

木材の加工性

加工はやや難しいが、切削性は良好で、乾燥後の反りが少ない

木材の耐久性

中程度の耐久性、湿気に弱い

用途

正月飾り、庭木、景観樹

取り扱い時の注意点

ユズリハアルカロイドを含むため、誤食に注意

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