ウワミズザクラ

バラ科ウワミズザクラ属(Rosaceae Padus)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

ウワミズザクラ(Prunus grayana)は、バラ科サクラ属ウワミズザクラ亜属に属する落葉高木で、北海道から九州、中国に至る広い地域に自生し、通常は15〜20メートルの高さに成長し、幹の色は暗紫褐色で横に長い皮目があり、新枝が赤褐色、古くなると暗褐色になるのが特徴で、葉は互生し無毛で、長さ8〜11センチの卵形から卵状長楕円形の形状を持ち、縁に細かい鋸歯と芒状の先端を持つ鋸歯を備え、蜜腺が葉身の基部に位置するため、花期である4月から5月には葉が展開した後に白色の直径約6ミリメートルの花を多数つける長さ8〜15センチメートルのブラシ状総状花序として開花し、30本ほどの雄しべが花弁よりも長く突き出し、三河地域では開花期間が短く約1週間で花弁が落ち、8〜9月には長さ約8ミリメートルの卵形の核果が赤色から黒色に熟し、木材は家具や器具として利用されることがあり、また蕾や若い果実は「杏仁子(あんにんご)」として塩漬けにされる地域もあるため、地域によって伝統的な食材としての利用も見られ、この樹木はサクラ属の中でも特に総状花序を持つことを特徴とし、系統解析においては広義のサクラ属に含まれるが、近年のAPG分類体系では細分化された属におけるウワミズザクラ属(Padus)としても分類される場合があり、園芸的にも注目されている。

原産地

国産材

比重

気乾比重: 0.62

強度

中程度の強度で、軽くてねばり強い。

別名、現地名

上溝桜、ハハカ、コンゴウザクラ、アンニンゴ

色調

木材は淡いクリーム色から薄い赤褐色を呈し、経年で色が濃くなる。

木理と肌目

細かく均一な木理、滑らかな肌目。

木材の加工性

切削性と接着性が良好で、彫刻細工に適する。

木材の耐久性

中程度の耐久性、腐朽には注意が必要。

用途

建材、彫刻、道具の柄、果実酒作りに利用される。

取り扱い時の注意点

果実や未熟な部分には青酸配糖体が含まれるため、調理が必要。

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