コジイ

ブナ科シイ属(Fagaceae Castanopsis)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

コジイは、ブナ科シイ属に属する常緑高木で、学名をCastanopsis cuspidataといい、一般にはツブラジイとして知られ、スダジイに比べて実が小さいことから「ツブラ(ぽっちゃりとした小さな)」という名前が付けられ、生育地域は日本の東北南部以南の暖地で、日向や半日陰、適湿な土地を好み、幹は非常に硬く対潮性にも優れており、葉の裏には金属のような光沢が見られ、秋になると苦味の少ないどんぐりを実らせて生食も可能であることから、公園木や庭木として多用されるが、寿命は約100年程度とする比較的短命な樹木であり、剪定は6月から8月または11月から12月に行い、移植が容易なため位置の変化にも対応しやすいという特性を持ち、最終的な樹高は20メートルに達するとされる。

原産地

国産材

比重

気乾比重: 0.48

強度

一般的に軽く、加工が容易だが、耐久性は低い。

別名、現地名

ツブラジイ、小じい

色調

淡い茶色から中程度の褐色で、美しい木目が特徴。

木理と肌目

細かい木目で滑らかな質感、年輪が明瞭。

木材の加工性

切削性が良好で、乾燥性も良いが、耐久性に欠けるため用途には注意が必要。

木材の耐久性

腐朽に対する耐性は低いが、一定の耐久性は持っている。

用途

家具、建材、木工細工、特に焚き木や薪に適している。

取り扱い時の注意点

湿気の多い環境では腐りやすいため、使用時には耐久性を考慮する必要がある。

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