ブナ科コナラ属(Fagaceae Quercus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ツクバネガシ(学名: Quercus sessilifolia)は、ブナ科コナラ属に属する常緑高木で、日本では宮城県以南の本州、四国、九州に分布しており、特に湿潤な環境を好んで自生します。
ツクバネガシは日本原産で、最大で20メートルにも成長し、樹皮は灰黒緑色や黒褐色で、葉は楕円形をしており、やや扁平で表面に光沢のある深緑色をしているのが特徴です。
春になると、雄花序が垂れ下がり、黄褐色の雄花を多数つける一方、雌花序は葉腋に直立して3〜4個の雌花をつけるという繁殖様式を持ちます。
乾燥にはやや弱いため、日当たりが良く湿り気のある場所で育てるのが適していますが、日陰でも成長が可能で、比較的大きく成長するため植え付け場所には十分なスペースを確保することが重要です。
ツクバネガシの材は器具材やシイタケの原木としても利用されるほか、「堀之内のツクバネガシ」という特に著名な大木は、昭和42年10月20日に栃木県大田原市の県指定天然記念物に指定されていましたが、平成25年に倒木したため、現在はその株部分のみが残っており、その存在は歴史的に価値があり、小泉斐筆の「黒羽周辺景観図(城東図)」にも描かれていることからもわかるように、地域の文化財として受け継がれていることが窺えます。
国産材
気乾比重: 0.9
非常に硬く重い、特に良材は強度が高い
衝羽根樫、オオツクバネガシ
暗灰褐色で、乾燥後は固く深い色合いを呈する
年輪は目立たず、杢(虎斑)やカシメ模様が美しい
乾燥は難しく反りやすいが、加工性自体は良好
耐久性に優れ、虫害や腐朽に対する抵抗性が高い
器具材、シイタケの原木、燃料材としても利用される
乾燥時に反りやすいため、適切な管理が必要
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