イイギリ科イイギリ属(Eupteleaceae Euptelea)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
イイギリは、学名Idesia polycarpaで知られるヤナギ科イイギリ属の落葉高木であり、かつては独立したイイギリ科に属していましたが、分子系統学の再分類により現在はヤナギ科に分類されており、主に日本、中国、朝鮮半島、台湾など東アジアの湿った山地に生息し、高さ20mにまで成長することができる中型から大型の樹木です。
イイギリは、その美しい赤い実が房状にこずえに垂れ下がることから観賞用としても人気があり、葉は互生するハート形で長い葉柄を持ち、果実は9mmほどの小粒で、秋から冬にかけてブドウの房のように密集して実り、鮮やかな赤色をして鳥を引き寄せますが、人間が口にすると害がないながらも美味しくないとされており、木そのものは雌雄異株でありながら日本では青森県が北限とされていて、全国に多く自生しているわけではありません。
イイギリという名前は、過去にその大きな葉が食器のように用いられたことに由来し、中国では「山桐子」とも呼ばれ、古来から風景などに造形美を添えることから庭木として親しまれているが、その一方で樹木としては希少性もあるため市場での流通も制限されていることが多く、その学名Idesia polycarpaの属名はロシアの外交官エバーハルト・イズブランド・イデスをたたえ種形容語のpolycarpaは多数の実を意味しており、明治時代の詩人国木田独歩が表現したような山林の自由を象徴するようにイイギリの存在を山地の自然景観に投影しているが、木の育成には適した環境が求められ、特に湿潤な土地が好まれるため、園芸で栽培する際には注意が必要です。
国産材
気乾比重: 0.43
軽軟で扱いやすいが、耐朽性は低い
南天桐、飯桐
黄白色から淡黄褐色の色合い
やや環孔材的な散孔材で、質感は滑らか
加工が容易で、切削性が良好だが、耐久性には限界がある
耐朽性は低く、湿気に弱い
下駄の代用材、器具、薪炭
湿気には注意が必要で、使用環境を選ぶ
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