ノウゼンカズラ科キササゲ属(Bignoniaceae Catalpa)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
キササゲ(Catalpa ovata)は、中国原産のノウゼンカズラ科キササゲ属に属する落葉高木で、日本には奈良時代には既に渡来しており、庭木や公園、河川敷などの湿地帯で見かけることが多く、幹は灰褐色で古くなると縦に裂け、枝は若葉の時点では腺毛があり後に無毛になる。
花期は6~7月で、枝先に長さ10~25㎝の円錐花序を直立させ、黄白色から淡黄色の花を多数咲かせ、花冠には黄色の縞と内面に暗紫色の斑点がある。
果実は30~40㎝の長さで線形の蒴果を成し、熟すと2裂して内部の扁平な長楕円形の種子が散布される。
キササゲはその古風な外見から、かつては雷除けとして城や神社仏閣に植えられ、現在ではその果実や樹皮が薬用として利用されることがあり、特に生薬「梓実(しじつ)」として利尿作用が期待できるとされるほか、園芸品種やハイブリッド種が多数存在している。
国産材
気乾比重: 0.42
木材は硬く脆いが、土壌に接触しても腐れにくい
カミナリササゲ、カワギリ、ヒサギ、梓実(しじつ)
淡い黄褐色から暗褐色、年齢により色合いが変化
粗い木目で、通常はまっすぐだが、時にはしなやか
切削性は難しくなく、加工時に注意が必要だが、一般的には扱いやすい
湿気に強く、腐朽に対して耐性があるが、木材自体は脆い
庭木、花材、伝統的な生薬としての使用
取り扱い時にアレルギー反応を起こす場合があるため、注意が必要
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