ブナ科コナラ属(Fagaceae Quercus)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
カシワ(学名: Quercus dentata)は、ブナ科コナラ属に属する落葉高木で、日本全土、朝鮮半島、中国の東アジア地域に分布し、痩せ地でも生育する能力があり、海岸でも群落を形成することがある。
カシワはブナ科コナラ属に分類され、英語では「オーク」と総称されることが多く、この属には数百種以上が含まれるため、多種多様なオークが存在するが、日本では特に落葉種類をナラ(楢)、常緑の種類をカシ(樫)と呼んで区別している。
カシワの葉は、料理を盛るためや端午の節句で知られる柏餅を包む葉として使われ、日本では、新芽が出るまで枯葉が落ちないという特性から、神が宿る縁起の良い木とされており、庭木としても植栽されている。
また、菌類と共生し菌根を形成しているため、樹木にとって有機酸や抗生物質の恩恵を受けると同時に、菌類に光合成産物を提供するという相利共生の関係が存在し、また菌類の大きな子実体が育つことが多々あることから、キノコとして食用にできることもある。
カシワの木材は硬く重厚で、造船材や建材、家具材としても利用されるが、ミズナラのように高級オーク材としては取り扱われず、柔らかく燃えやすいため薪や木炭としても利用されており、特に北海道では防風林として利用されている。
カシワのドングリは灰汁が多く、そのままでは食用に適さないが、灰汁抜きが行われれば食用とされることもあり、動物にとっても重要な食料源となることから、豊かな生態系を支える役割も担っている。
国産材
気乾比重: 0.7
非常に硬く、耐久性が高いが、加工時に工具に負担をかけることがある
ホソバガシワ、タチガシワ、オオガシワ、カシワギ
淡褐色から暗褐色で、心材はくすんだ褐色
年輪がはっきりとした環孔材で、柾目には虎斑のような模様が現れる
加工は難しいが、塗料の乗りは良好で接着性も良好
中程度の耐久性で、虫害や腐朽には注意が必要
家具、建材、 内装材、造船材、薪、木炭
灰汁が多いので、食用にする場合は必ず灰汁抜きが必要
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