アカシデ

カバノキ科クマシデ属(Betulaceae Carpinus)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

アカシデ(Carpinus laxiflora)は、カバノキ科クマシデ属に属する落葉高木で、日本の本州、四国、九州に自生しており、特徴として乾燥しにくい山地帯や低山帯の林縁でよく見られ、高さは約15メートルに達し、葉は互生する卵形または卵状楕円形で側脈の数が9~15対あり、葉柄の基部が赤みを帯びていることが特徴です。
また、アカシデの樹皮は滑らかで暗灰白色をしており、老木になると筋状の窪みができ、葉縁は不揃いの重鋸歯を持ち、葉先は尾状に長く尖り、特に若葉は赤みを帯びることから他の樹種とは異なる美しさを持っています。
春には雄花序が黄褐色で前年枝から垂れ下がり、雌花序は本年枝の先端につき、果穗は長さ5~6cmほどで、秋には紅葉し、他のクマシデ属の樹種と区別される特徴となります。
アカシデは、特に若葉が赤く目立つことから紅葉時期には庭木としての人気も高く、また盆栽にも適しており、種子や果穂の外観がしめ縄に飾る四手(しで)のように見えることからその名が付いたと考えられています。
一方で、アカシデ属の中での区別は容易ではなく、イヌシデ、クマシデ、サワシバと同様に花期や葉の形状などで見分けることが一般的で、例えば、イヌシデとの違いとしては、樹皮の色や葉の生え方、樹高などが挙げられ、クマシデ属の中では硬い材質を持つことからカタシデという別名も存在し、英語での名称Hornbeamはその角のように堅いという特性に由来しています。

原産地

国産材

比重

気乾比重: 0.72

強度

高強度で耐久性があり、一部の木工製品に利用される

別名、現地名

コシデ、シデノキ、ソロノキ、コソロ、アカソロ

色調

若葉は赤く、成長するにつれて緑色に変化し、秋には黄色から赤色に紅葉する

木理と肌目

細かい木目で、滑らかで美しい仕上がり

木材の加工性

切削性が良好で、加工しやすいが、乾燥に注意が必要

木材の耐久性

非常に高い耐久性を持ち、腐朽や虫害に強い

用途

庭木、公園樹、楽器、器具類、盆栽、製炭材

取り扱い時の注意点

剪定を避けると自然樹形が保たれるが、成長して周囲に影響を与えることがある

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