チアマ

センダン科エンタンドロフラグマ属(Meliaceae Entandrophragma)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

チアマ(Entandrophragma spp.)はアフリカ熱帯林に分布するセンダン科に属する落葉高木群で、高さ40〜60 m、幹径2 mに達する巨木となる種を含み、板根や柱状根を持つことが多く、葉は5~9対の小葉を持つ羽状複葉、花は雌雄異株で小さな黄白色を密に咲かせ、果実は5裂蒴果から多数の翼ある種子を放出します。
代表種であるE. cylindricum(サペリ/アフリカンマホガニー)やE. utile(シポ/ユティル)は「代替マホガニー」として家具、化粧単板、船舶、フローリング、合板、建築材に広く利用され、特にシポは乾燥後の木理が滑らかで音響特性に優れ、ギターや楽器用途でも高く評価され、加工具合は良好ながら含有するシリカによって工具が消耗しやすいため硬質刃物が推奨されます。
サペリは縞模様が魅力で高級収納家具に使われ、気乾比重640~750 kg/㎥程、E. utileは比重約630 kg/㎥、Janka硬度約5,260 Nの重硬材です。
E. excelsumは標高の高い山地に生育し、81.5 mというアフリカ最大樹高を記録しました。
これらの木は再植林に時間がかかり、過剰伐採によって多くの種がIUCNで準絶滅危惧〜絶滅危惧とされ、持続可能な林業と詳細な生態・成長調査が求められています。

原産地

アフリカ材

比重

気乾比重: 0.53

強度

曲げ強度は高く、機械加工性に優れるが、狂いが出やすい

別名、現地名

Edinam, ティアマ, バク, Tiamah, Dongomanguila, Acuminata, Kalungi

色調

心材は赤褐色で、辺材は淡い色合いを持つ

木理と肌目

交錯木理で、年輪は明瞭に見える

木材の加工性

加工が容易で、切削、接着、塗装の仕上がりも良好、釘打ちも容易

木材の耐久性

中程度の耐久性で、白蟻への抵抗性は一貫性がない

用途

内装用建具、家具、キャビネット、装飾用材料

取り扱い時の注意点

乾燥時には狂いが発生しやすいため、注意が必要

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