オベチェ、ワワ

アオギリ科オベチェ属(Sterculiaceae Triplochiton)

オベチェ、ワワの木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

オベチェ、ワワの概要

オベチェ(ワワ)はアフリカ材で、アオギリ科オベチェ属に分類されます。別名にはAvousやAbachiなどがあります。全乾比重は0.36で、良い強度を持ちながら腐朽に対する抵抗力は低く、剛性は平均的です。色合いはクリーム白色から淡黄色で均一なため、塗装の仕上がりが美しいです。木理は粗めで、時折かすかな条斑が見られます。加工は容易で、鋭利な刃の工具が推奨され、着色や磨きも良好です。耐久性に関しては、辺材は青染みが付きやすく心材も腐りやすいため注意が必要です。用途は屋内指物細工、建具、家具、合板、ハイヒールの踵の芯などで、人工乾燥は速いですが変色の可能性があるため取り扱いに注意が必要です。

原産地、比重、加工性、耐久性、用途などの詳しい性質は下の詳細情報に整理しています。

説明

オベチェ、アカギリ科オベチェ属の木材であるアユース(学名: Triplochiton scleroxylon)は、アフリカのカメルーン、ナイジェリア、ガーナ、アイボリコーストなどの中央西アフリカに主に分布し、西アフリカで産出する木材の半分以上を占めるほどの重要な資源であり、その幹は最大で樹高65メートル、直径1.5メートルにも及ぶことがあり、枝下が長く無節材が得やすいという特徴がありますが、材質そのものは軽軟で、加工性や塗装性に優れていることから、家具用の芯材や建具、合板の心板としての用途が広く、さらに、その色調は心材と辺材の差がほとんどなく、クリーム白色や淡黄色であるため、塗装の仕上りが均一になりやすい利点がありますが、耐久性や耐水性、防虫性が低いため、青カビ(青変菌)の被害を特に受けやすく、加工後は乾燥を速やかに行うことが非常に重要であり、また加工途中で発生する粉塵によってアレルギーを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。

原産地

アフリカ材

比重

気乾比重: 0.36

強度

良い強度を有し、腐朽に対する抵抗力は低いが、剛性は平均的

別名、現地名

Avous、バク、Abaku、ローレル、Abachi、African maple、African Whitewood、Arere、Ayous、Bush maple、Cofa、M’Bado、Nkom、Obeche、Ofram、Ofram、Owawa

色調

クリーム白色から淡黄色、均一な色合いで塗装の仕上がりが美しい

木理と肌目

肌目は粗いが、木理はしばしば組み合い、柾目面にかすかな条斑が現れる場合あり

木材の加工性

加工が容易で、鋭利な刃の工具を用いることが望ましい、着色・みがきも良好

木材の耐久性

辺材は注意しないと青染みが付きやすく、心材と辺材は共に腐れやすい

用途

屋内指物細工、建具、家具、合板の心板、ハイヒールの踵の芯など

取り扱い時の注意点

人工乾燥は速く容易だが、変色することがあるため取り扱いに注意が必要

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