ユーカリ(Eucalyptus diversicolor)

フトモモ科ユーカリ属(Myrtaceae Eucalyptus)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

ユーカリ属の中でも最大級を誇るカリ(Eucalyptus diversicolor)は西オーストラリア南西部の高雨量地域に自生する常緑広葉高木で、通常30〜60 m、最大では高さ90 m、径2–3 mに達することもあり、その滑らかで灰白色からクリーム色に変化する樹皮と、枝先に広がる重厚なクラウンを持ち、葉は濃緑の披針形、花は白色で7個の蕾が房状に付き、花後には木質のバレル型果実を結びます。
木材は赤みを帯びた黄褐色で密度が高く(空気乾燥密度約900 kg/m³)、木理は交錯しつつも安定しており、耐朽性や寸法安定性にも優れ、構造材、フローリング、家具、合板、屋内外の建築用途に幅広く使われていますが、硬く重いため加工には硬刃物とプレドリルが推奨され、また天然白蟻抵抗性は中程度で防腐処理が必要であり、蜜源としても高品質なカリハチミツが採取されるほか、生態系内では火災後の再生や土壌形成に重要な役割を担っており、地域内に広がる深層腐葉土を形成し、多様な下層植生を支えます。
商業伐採は再生材や人工林由来が中心で、IUCNでは「軽度懸念(Least Concern)」に分類されており、持続可能な利用と森林保全への取り組みが進められています。

原産地

その他

比重

気乾比重: 0.87

強度

非常に高い強度を持ち、構造用木材として優れている

別名、現地名

カリ、カリユーカリ

色調

赤みを帯びた褐色からオレンジ色、経年に伴い色味が深くなる

木理と肌目

均一で中粗の繊維構造、交差した木目

木材の加工性

適度な加工性で、切削や接着の仕上がりが良いが、トリミングには注意が必要

木材の耐久性

耐腐朽性が高く、虫害にも強い

用途

建築材、家具、フローリング、合板、車両の部品

取り扱い時の注意点

使用時に適切な保護具を着用することを推奨

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