エゾエノキ

アサ科エノキ属(Cannabaceae Celtis)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

エゾエノキ(Celtis jessoensis)はアサ科エノキ属の落葉高木で、北海道を含む日本全国の山地に自生しているほか、最大で高さ20〜30mの直立した幹を持ち、葉は厚みのある卵型から卵状楕円形で、縁には鋸歯が見られ、2列互生しながら長さ6〜10cm、幅3〜6cmといった形状で、葉柄は0.5〜1cmと短く、葉の基部が左右非対称な形をしているのが特徴です。
春には緑色がかった小さな花が、葉の展開とともに開花し、雌雄同株のため両性花を咲かせ、9月から11月には黒色に熟す直径0.6〜0.7cmの球形の果実をつけますが、これは食用には適さず、また耐寒性があるため日向から日陰まで幅広い環境への適応能力を持ち、国蝶オオムラサキの幼虫が食草として利用することでも知られており、ガーデニングや街路樹、山林苗木としての活用が可能です。

原産地

国産材

比重

気乾比重: 0.61

強度

中程度の強度であり、耐久性もあるが他の広葉樹と比べるとやや劣る

別名、現地名

蝦夷榎、オクエノキ、Japanese hackberry、Jesso hackberry

色調

心材は淡い黄白色から明るい褐色で、辺材はほぼ同色で境は不明瞭

木理と肌目

木理は直線的でなめらか、年輪が明瞭

木材の加工性

切削性が良好で、接着性にも優れるが、板材の均一性に注意が必要

木材の耐久性

中程度の耐久性、腐朽や虫害に対してはやや脆弱

用途

家具、土木工事、街路樹として利用される

取り扱い時の注意点

湿気が多い場所では木材が膨張しやすく、乾燥には注意が必要

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