コウヨウザン

ヒノキ科コウヨウザン属(Cupressaceae Cunninghamia)

木目テクスチャ

※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。

説明

コウヨウザン(学名:Cunninghamia lanceolata)は、ヒノキ科コウヨウザン属に属する常緑高木であり、その原産地は中国南部です。
この樹木は通常30メートルにも成長し、胸高直径は2メートルに達することもあります。
特徴としては、葉が針状で先端に鋭い棘を有しらせん状に配置されることで、触れると刺さるほど鋭い質感を持ちます。
日本ではやや稀少な存在ながら、寺社や公園で植栽されるほか、有用な建材としても利用されています。
特に、中国では長江以南で広く造林され、建築資材や船舶、パルプ材として古くから活用されてきました。
また、短期間で成長が早い特性から、近年では「早生樹」として注目され、森林再生や林業の分野でスギやヒノキに並ぶ主要な樹木となる可能性があります。
現在の中国におけるコウヨウザンの人工林面積は990万ヘクタールに及び、木材蓄積量は7億5,545万立方メートルと報告されており、主に湖南省、江西省、広西自治区、福建省、貴州省に多く分布しています。
適地は東北地方以南が推奨され、日向または半日陰の環境でよく育つため、園芸用素材としての人気も高まりつつあります。

原産地

その他

比重

気乾比重: 0.38

強度

軽量で加工が容易だが、高速成長のため強風に脆弱な面がある

別名、現地名

広葉杉、オランダモミ、リュウキュウモミ、カントンスギ

色調

淡黄褐色からほぼ白色、成熟した材は紅色を帯びることがある

木理と肌目

木理は通直で、年輪は明瞭だが、肌目は中庸で光沢がある

木材の加工性

収縮率が小さく、加工性に優れ、接着性も良好だが、強香がある

木材の耐久性

耐朽性が高く、シロアリに強いが、成長が早いため折れやすい

用途

建材、天井板、家具、農具、マッチの軸木など

取り扱い時の注意点

加工時に強い香りがするため、換気を行うと良い

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