ウコギ科ハリギリ属(Araliaceae Kalopanax)
※ この画像は Dall-E 3 を利用して生成したため、実際と異なる場合があります。
ハリギリ(針桐)は、ウコギ科ハリギリ属に属する落葉高木であり、日本全土、朝鮮半島、中国など東アジアに広く分布しており、その成木は最大で25メートルの高さに達することがあり、特徴としては鋭いトゲを持つ樹幹と、葉が掌状に5から9に裂けることが挙げられます。
材の色は白く、その外観と木目の美しさから「ジャパニーズ・アッシュ」とも呼ばれ、建築材や家具、楽器、仏壇、下駄など多岐にわたる用途に利用され、その耐朽性の低さから適した加工が必要とされます。
新芽はタラの芽に似ており、灰汁が強い山菜として食用されることがあり、天ぷらや和え物にされることでその風味が楽しまれます。
成長段階によって材質が異なり、早く成長したものは硬く、大きな狂いを生じやすく、ゆっくりと成長したものは柔らかく加工がしやすい「ヌカセン」として区別されます。
和名の「ハリギリ」は、枝にある多くのトゲを「針」と捉え、葉が桐に似ていることに由来し、地域によっては「センノキ」や「テングノハウチワ」とも知られます。
アイヌ文化では丸木舟の材料としても知られ、その口頭伝承に登場するなど、日本の文化と深く結びついた樹木と言えます。
国産材
気乾比重: 0.46
中程度の強度があり、加工性が良好で、構造材としても用いられる
センノキ、ミヤコダラ、テングウチワ、ヤマギリ
淡いクリーム色から明るい黄緑色で、経年と共に色が濃くなる
年輪が明瞭で、滑らかな肌目、粗めの組織を持つ
軽く柔らかいため切削性が良好で、乾燥が早く、接着性も高い
やや低い耐久性を持ち、特に腐朽や虫害に対する抵抗性は低い
建築材、家具、楽器、伝統工芸品に使用される
トゲが鋭利なため、取り扱い時に注意が必要
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